高架下の人   



第一京浜の高架下には、こんな住まいが実現されています.



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デッドスペースを活用した匠いらずの名住宅です.

すっぽり納まった感が何気に気持ちの良い家です.

少し、支えが不安定な感じはしますが、そこはお構いなくといった感じです.



彼らの一日の始まりを想像するに、ゆっくり重心低く坂を下っていくことから始まるのでしょうか.

まさに斜面生活を地で行ってる生活です.

ただの不法占拠では括れないリアリズムがここにはあります.

足下を間違えて、ネットめがけて突進してしまうことも一度や二度ではなかったかもしれません.

高架下は意外に暗いので上部の木漏れ日が、時に大事な灯りになるんでしょうかね.

夜覗くとまた違った表情になるんでしょう.






ちなみに、すぐ傍に架かっている六郷橋の河原にも住人はいるようでして、

ここに多摩川そばの大きな原っぱの中、あばら屋がぽつりと建っているというものです.

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これがまた、橋を照らす白熱灯と家の灯火が相まってたいそう綺麗でした.

周りに生えてるススキもまたボンヤリ感の演出に一役買ってます.

舞台のセットを覗いている感覚が味わえると思います.

今回はホームレス讃歌の回となってしまいましたが、特に他意はないのであしからず.


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by troc-choid | 2009-06-05 20:43 | レビュー

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